放射線について正しく理解するためには、
物理学の知識をひとつひとつ積み重ねながら、
自分の頭で考えなければなりません。

どうしたら考えられるようになるのか?

これから10回にわたって、
考えていきましょう。

著者プロフィール

多田将 (ただ・しょう)

京都大学理学研究科博士課程修了、理学博士。
高エネルギー加速器研究機構 素粒子原子核研究所 准教授。

著書に『すごい実験』『すごい宇宙講義』(以上、中公文庫)『宇宙のはじまり』『ミリタリーテクノロジーの物理学<核兵器>』『ニュートリノ』(以上イースト・プレス)『放射線について考えよう。』『核兵器』『兵器の科学1 弾道弾』(以上、明幸堂)『ソヴィエト連邦の超兵器 戦略兵器編』(ホビージャパン)がある。